Avant proposのメッセージを書いてから、ENCHAN-THÉ(アンシャンテ )にも長い月日が流れました。フランスのお茶の時間の楽しみ方は、いつも、そしてこれからも、変わることはないでしょう。
これまで、多くの方と一緒に、たくさんのテーブルの上で、また、それぞれのティーカップの傍らで、一杯のフランス紅茶が運んでくるさまざまな物語に耳を傾け、味わい、楽しんできました。
ENCHAN-THÉ JAPON(アンシャンテ・ジャポン)のお茶の中に潜在する、たくさんの物語の種子に気づいた時、私たちは、一杯の紅茶から生まれるひとときを、それぞれの人々の特別なConte(コント・物語)と見立て、そのコンセプトを La bibliothèque du thé(ラ・ビブリオテーク・デュ・テ)と進化させることとしました。
ラ・ビブリオテーク・デュ・テとは、『お茶の書棚、本箱、図書館』といった
意味を持ちますが、膨大な種類のお茶を抱えているわけではありません。
大切にしているのは、一杯の紅茶からはじまる、それぞれの物語。
ある女性の物語。ある旅人の物語。ある家族の物語。ある美しい庭の物語。
昔々の物語。夏の夕暮れや、ある冬の朝の物語….。
紅茶の封を開けた時から始まり、遠い場所へも時間へも、私たちを新しい旅へと
連れていってくれる、その人だけの物語です。
お茶の時間の楽しみは、その時にふさわしいお茶を選ぶことから始まります。
Dégustez, comme vous êtes
お楽しみください。 あなたらしく。
どうぞご自由に、お気に召すまま。
一杯の紅茶からはじまる新しい物語を、
みなさまにとって心地よいお茶の時間をたっぷりとお楽しみください。